2008年2月22日 星期五

薬膳料理「大根そば」

エキサイト

そばに切り干し大根が混ざった栃木の「大根そば」。ところどころ白く見えるのが、大根。歯ごたえが良く、満腹感も大きいです。

「大根そば」。そう聞くと、ほとんどの人が、辛味大根のおろしがたっぷり入ったつゆでいただくそばをイメージするのではないだろうか。「おろしそば」という北陸名物もあるぐらいだし。

でも、栃木の佐野周辺で「郷土料理」として出される「大根そば」は違う。
大根はおろさず、千切りにして、シャキシャキのまま、あるいはそばと一緒に茹でて、麺と混ぜ合わせて食べるものというのだ。
一説には、「食べ物が少なかった時代に、少ないそばでおなかを満たすために、大根の千切りを添えてボリュームアップしたのが始まり」ともいわれている。

そんな「大根そば」を4月から発売したのが、栃木の会社・オニックスジャパン。ただし、この商品の場合、添えられているのは、生の大根ではなく、切り干し大根だ。
「佐野周辺のお蕎麦屋さんでは、生の大根を千切りでそばに混ぜて出す店が多いですが、商品化するにあたって、生の大根は添付できないので、切り干し大根にしたんです」
切り干し大根は、麺と一緒に茹でると、白く戻り、シャキシャキした食感になる。
スーパーのバイヤーを対象に行った試食では、そばと大根の異なる食感、香りがひとつになり、「おもしろい!」と好評だったそうだ。

また、そばは時間が経つとくっついてしまうが、大根をまぶすことにより、ほぐれやすいという利点もあるという。
実際に食べてみると、確かに、切り干し大根の混ざったそばは歯ごたえがあって、噛む回数も増えることも加わって、腹持ちもいい。江戸っ子の「のどごしを愉しむ」そばとは別モノとして、おもしろい食べ方である。

さらに、大根にはもともと消化吸収を助ける効果があるといわれているので、そばとの相性も抜群。
新しいそばの食べ方として、栃木流の「大根そば」、ぜひお試しあれ。
(田幸和歌子)



<グルメ散歩>薬膳粥に体ポカポカ――「漢方カフェ花凜堂」(大阪市西区)

2008/02/22配信


寒さが身にしみる時期、薬膳料理で体調を整えるのはいかがだろう。「漢方カフェ花凛堂」は漢方薬局に併設され、漢方茶や薬膳の食材を使った料理やデザートが楽しめる。

 おかゆや漬物、デザートとお茶がつく「薬膳粥(がゆ)セット」(900円)を頼んだ。長イモ、松の実、雑穀が入った薬膳粥は塩や貝柱などで味付けし、深 みのある味わい。1口食べるごとに体がポカポカする。トッピングの豚肉のそぼろや、松の実の歯触りが良いアクセント。デザートの杏仁(あんにん)豆腐はあ んずの種を使い、甘すぎず、香り豊かだ。体調に合わせて漢方茶をブレンドしてもらえるカウンセリング漢方茶と薬膳スイーツのセット(1200円)も人気だ とか。

 「漢方というと敷居が高いイメージがあるが、若い女性が気軽に来てくつろげる場所にしようと思った」(代表の崎山久美子さん)という店内は、アンティー クの家具を配し、落ち着いた雰囲気でゆったり過ごせる。「体に良い食事をした」という気分もあって、心身ともに満たされた。

 営業時間は正午から午後7時。水曜休。電話 06・6534・1190。

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