2012年1月9日 星期一

美食の台湾

http://taiwanfoodculture.net

グルメ:「美食の台湾」アピール…6言語のサイト開設

台湾行政院新聞局の記者会見で、台湾グルメに関するウェブサイト開設を発表する楊永明局長(右から2人目)=台北市で、西岡省二撮影
台湾行政院新聞局の記者会見で、台湾グルメに関するウェブサイト開設を発表する楊永明局長(右から2人目)=台北市で、西岡省二撮影

 【台北で西岡省二】「美食の台湾」を国際社会に売り込もうと、台湾当局がこのほど、専用ウェブサイト「台湾美食文化網(日本語タイトル・台湾ごち そうナビ)」(http://taiwanfoodculture.net/)を開設した。台湾グルメの魅力を六つの言語で紹介し、知名度アップを図って いる。

 サイトでは、台湾の料理を(1)カキのトウチ炒めなど台湾独特の料理(2)アサリの炒め物などシーフード料理(3)無錫風スペアリブなど中華料理 (4)アヒルの血とニラの炒め物など客家(はっか)料理(5)イノシシ肉の石焼きなど先住民料理(6)臭豆腐、豚の血もちなどB級グルメ料理(7)からす みなどギフト--の7種類に分類し、計約70種類の料理に関する知識や特色などが書かれている。

 ウェブサイト開設に合わせ、昨年11月末には台湾行政院(内閣)新聞局が日米仏などの料理専門家を招いて記者会見を開き、楊永明局長(閣僚)自らシェフ姿でサイトの特徴を紹介した。

 米国から出席したオレゴン大学のジェニファー・レビン非常勤専任講師は「これまでは台湾特有の料理の情報を探すのがとても難しかった。これは素晴 らしい情報源だ」と指摘。日本の「江上料理学院」副学院長の江上佳奈美さんは「素材の良さを生かした料理が多い。日本人は個人旅行が多いので、こういう情 報は参考になる」と強調した。

 楊局長は毎日新聞に「今後も次々に内容を加えたい。食に対する台湾人の考え方や台湾文化への理解につなげてほしい」と話した。

毎日新聞 2012年1月9日 10時12分(最終更新 1月9日 10時57分)

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