Simple Fruit Roll Cake - Just A Pinch Recipe Club
1 則評論 - 30分
Simple Fruit Roll Cake
- I got this from a Japanese blog book and made some minor adjustments.
This uses a 14x26cm silicon pan. If you're using one that is ... |
将棋名人戦第5局1日目ダイジェスト
森内俊之名人のおやつ「フルーツロールケーキ」 |
羽生善治二冠のおやつ「チョコレートケーキ」 |
昼食休憩後に対局を再開する森内俊之名人(左)と羽生善治二冠=31日午後、京都市東山区、高橋一徳撮影 |
羽生二冠の昼食「ビーフカレー」 |
森内名人の昼食「海鮮ちらし寿司(ずし)」 |
名人戦第5局で初手を指す森内俊之名人。右は羽生善治二冠=31日午前、京都市東山区、高橋一徳撮影 |
途中図(46手目△5二金まで) |
対局生中継はこちらから 午後6時31分、羽生挑戦者が47分考えた末に48手目を封じ、1日目の対局を終えた。持ち時間各9時間のうち、残りは森内名人が5時間、羽生挑戦者が4時間55分。
対局は6月1日午前9時に再開され、夜までに終局する見込みだ。
現地の大盤解説会は1日午後2時から終局まで。夕方からは内藤國雄九段、谷川浩司九段も加わる予定。参加1千円。問い合わせはウェスティン都ホテル京都(075・771・7111)。(深松真司)
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■前例を外れる(午後5時)
羽生挑戦者の46手目△5二金で前例を外れた。金を前線に送り出す狙いがある。前述した竜王戦では△3一玉だった。
この局面について山崎七段は「先手を持ってみたいという人が多いのでは。ただ、挑戦者はこれで互角に戦えると考えているのだと思います」と分析する。後 手は8一の桂馬が使えていないのと歩切れが弱点だが、玉の堅さが強みだ。山崎七段は「先手は玉が薄いので、慎重に進めないといけません」と話す。
(村瀬信也)
■おやつと解説会(午後3時)
対局室の両者におやつが運ばれた。森内名人はフルーツの入ったロールケーキ、羽生挑戦者はチョコレートケーキ。飲み物はともに紅茶で一致した。
ホテル内の会場では、大盤解説会が始まった。平日にもかかわらず、80人近いファンが詰めかけている。立会人の桐山清澄九段のほか、井上慶太九段、阿部隆八段、室田伊緒女流初段ら関西の人気棋士が次々に登壇。軽妙なトークで会場を盛り上げている。
■挑戦者の工夫は?(午後2時半)
羽生挑戦者が後手となった本局。これまでの4局の出だしは「▲7六歩△8四歩」だったが、初めて「▲7六歩△3四歩」のスタートとなり、横歩取りへと進んだ。
森内名人の対策は中住まい。40手目△6四銀の局面は、羽生名人(当時)が渡辺明竜王に挑戦した2年前の第23期竜王戦七番勝負第5局と同じだ。その時は先手の渡辺竜王が勝っている。
解説で副立会人を務める山崎隆之七段は「挑戦者は、自分が以前敗れた形をもう一度やっています。これまでは後手の方が避けてきた局面なので、名人は意表をつかれているのではないでしょうか」と話す。
名人はここで1時間近く考えている。腹の探りあいが続きそうだ。
(村瀬信也)
■対局再開(午後1時半)
昼食休憩が終わり、対局が再開した。休憩前に44分使った挑戦者。再開してほどなく、△5三銀と指した。
■昼食休憩に(午後0時半)
羽生挑戦者が38手目を考えているところで、昼食休憩に入った。ここまでの消費時間は森内名人が59分、羽生挑戦者が2時間12分。
昼食メニューは、名人が海鮮ちらしずしに吸い物、フルーツ、挑戦者が「ちょっと辛め」のビーフカレーとサラダ。それぞれ自室でとっている。(深松真司)
■歴史を刻む盤(午前10時半)
両対局者が向き合っている将棋盤は、樹齢数百年の榧(かや)の木から作られた希少盤。1962年2月、同じホテルであった第11期王将戦第3局で使われたものという。盤の底面には、当時対局した大山康晴王将・名人と加藤一二三八段の署名が残る。
それからちょうど半世紀。30日の前夜祭で、「先人たちが脈々と築き上げた重みを受け止めたい」と挑戦者が話していたように、両者は将棋界の長い歴史に思いをはせつつ、勝負に臨んでいる。
さて注目の戦型。盤上をのぞきみると、今シリーズ初めての「横歩取り」へと進んでいる。(深松真司)
■第5局始まる(午前9時)
森内俊之名人(41)に羽生善治王位・棋聖(41)が挑戦している第70期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第5局が31日、京都市 東山区のウェスティン都ホテル京都で始まった。ここまでの4局はいずれも先手番が制し、2勝2敗のタイ。どちらが栄冠へあと1勝と迫るか、注目の一番だ。
午前8時47分、森内名人が「おはようございます」と対局室に入った。7分後には羽生挑戦者も入室し、盤を挟んで向き合った。
午前9時、立会人の桐山清澄九段が「定刻になりましたので、森内名人の先手で始めて下さい」と告げると、両対局者は一礼。名人は一息ついて、初手▲7六歩を指した。挑戦者もほどなく△3四歩と応じた。(深松真司)